海外でヒッチハイクはこうやってやる!ヒッチハイク旅をする方法とコツ

海外でヒッチハイクはこうやってやる!ヒッチハイク旅をする方法とコツ

さて今回は私が4年間の旅で培った、海外でヒッチハイクで旅をするためのノウハウをシェアしたいと思います。

私はアジア、ヨーロッパ、アフリカをヒッチハイクで移動しながら旅しました。そしてヒッチハイクを通して世界中の人々の温かさを感じ、たくさんの素晴らしい人々に出会う事ができました。この記事を読んで何となくヒッチハイクのやり方と楽しさを知ってもらえたらと思います。

ヒッチハイク ウズベキスタン

無料で移動できる、面白い人々と出会えるヒッチハイク

トルコでヒッチハイク

ヒッチハイクは通常無料、または少量の金額を支払ってトラックドライバーや一般の方々の運転する自動車に乗せていただいて移動することです。方法は様々ですが、親指を上げたり行先が書かれたサインを持ちながら道路脇に立ち、同乗させてくれる車が止まるのを待ちます。またはガソリンスタンドや高速道路のサービスエリアで声をかけて直接お願いするという方法もあります。

公共のバスや電車での移動と違い、ヒッチハイクにはバス停や駅はありません。自分でヒッチハイクに適した場所を探し、道端で親切なドライバーが止まるのを願いながら待ちます。

目的地に行けるかどうかも保証されていない偶然性に身を任せた方法ですが、ヒッチハイクにはヒッチハイクならではの醍醐味があります。

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1つ目は無料で目的地まで移動できる事。時折食事を奢ってあげたり、ガソリン代を少し払ったりする事もありますが、通常は無料です。

2つ目は公共の交通機関がないような辺境の地にもヒッチハイクであれば行くことができる事。

3つ目は面白い人々と出会えるという事です。ヒッチハイカー(ヒッチハイクをする人)を乗せてくれる方々は、ドライバー自身が過去にヒッチハイクを経験していたり、少し変わっている人が多いです。そんな方々の人生のストーリーを聞いたり、話している間に意気投合し、食事を奢ってもらえたり、友人になったり、今夜自宅に泊っていけ!という風になることもあります。他の移動手段と違い、ヒッチハイクの場合は少人数で狭いスペースなので、話しやすく仲良くなりやすいのです。

ヒッチハイクした方々とランチ 南アフリカ
ヒッチハイクで出会った人々 イタリア

ヒッチハイクに必要なもの

ジンバブエでヒッチハイク

ヒッチハイクに絶対に必要なものはなく、健康な体と我慢強さ、偶然の出会いを楽しむ心意気があれば誰にもできるのですが、あれば役に立つものもあります。

1.十分な水と食料

ヒッチハイクをする場合、公共のバスや電車と違い時刻表もなければ、車が止まり目的地に辿り着けることが約束されているわけではありません。長時間の間ドライバーを待つことも予想されるので、途中で倒れないように十分な食べ物や水を携帯しましょう。特に夏の炎天下でヒッチハイクする場合は帽子をかぶり熱中症対策を、冬の場合は十分温かい格好でヒッチハイクをしましょう。

2.目的地を示す看板と油性マジック

目的地を書いた看板を持ちながらヒッチハイクをすると、ドライバーにとってヒッチハイカーがどこに行きたいのかわかりやすいので、止まってくれる確率が上がるという利点があります。段ボールの切れ端ならば手に入りやすく、丁度よい硬さなので目的地を書くのに良いと思います。ヒッチハイカーの中にはホワイトボードを持ち歩く人もいます。何回も消したり書いたりできるので、段ボールの切れ端を毎回準備する必要がありません。目的地を書くときは黒マジックではっきり、大きくドライバーに見えやすいように書きましょう。小さい文字だと運転しているドライバーには読みづらいです。また目的地が遠い場合(200km以上)はいきなり目的地を書くのではなく、現在地と目的地の間にある都市を表面に書き、最終の目的地を裏面に書いておきましょう。例えば大阪から東京に行きたければ名古屋を表面に書き、東京を裏面に書き、最初は名古屋を見せながらヒッチハイクします。なぜなら目的地が遠い場合、一台の車で目的地まで行くことが難しく、何台かの車を乗り継いでいくことになるからです。名古屋を目的地に書いておくと、東京までは行かないけれど名古屋までは行くドライバーも止まる確率が上がり、少しでも東京に近づくことができます。

中国でヒッチハイク

3.ドライバーへのプレゼント

絶対にドライバーへのプレゼントが必要というわけではありませんが、私は少しでも感謝の気持ちを表現するために何かシェアできるものを持ち運んでいます。国によって喜ばれるものは違うと思いますが、私はビスケット等の食べ物や、タバコ、折り紙などをプレゼントしていました。ドライバーとコミュニケーションをとり、関係を良くする意味でもおすすめです。

イランでヒッチハイク

4.緊急事態用のテント、寝袋、マットレス

ヒッチハイクをしていると車内からすごくきれいな景色や街が目に入り、そこに行ってみたいと思う事があります。またどうしても目的地まで辿り着けず、どこかで一夜過ごさなければならない状況に陥る場合もあります。そんな時にどこでも快適に過ごすことができる準備があると安心です。車の数が少ない道路で田舎の村を訪れたい時などは、そこに1泊する前提で訪れる事もできます。村や街の人々にどこか無料でテントを張っても良い場所が近くにあるかどうか尋ねましょう。その方々が家に招待してくれるという幸運が訪れる場合もあります。

カラコル湖(中国)でキャンプ
ヒッチハイク中にBBQに招待される ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

ヒッチハイクを始めよう

ヒッチハイクは思い立てばどこでもできるのですが、成功させるためには下調べと計画が大切です。そこでヒッチハイクをスタートする前にどのような準備が必要なのかをお伝えします。

1.目的地を決める

まずヒッチハイクで行く目的地を決めます。国によって道路の整備状況は違いますし、高速道路があるかないかにもよりますが、私の経験上だいたい300km以内であれば、ほぼ確実に1日以内で到着できました。300kmを移動するのに最大5時間、待ち時間に3時間という計算です。もちろんヒッチハイクなので100%到着できるという事ではありません。最大で1日700kmぐらい移動できた事もありますし、200kmしか移動できないこともあります。ただ無謀な目的地設定は止めておきましょう。キャンプ用品があり野宿でもOKなら別ですが、できるだけ夕方までに到着し、明るいうちに宿を探したりテントを張れる場所を探したりすることをおすすめします。夜になると宿を見つけるのも難しくなりますし、街にいる人の数が減りテントを張っても良い場所を探すのにも苦労します。何より治安が心配な国もあります。

ヒッチハイク中に参加したチベット族のお祭り

2.ヒッチハイクする場所を決める

1.Hitchiwiki(ヒッチウィキ)でヒッチハイク場所を探す

目的地が決まれば、そこに行くための可能なルートを考えましょう。ここで役に立つのがHitchiwi(ヒッチウィキ)というWebサイトです。

Hitchwiki(ヒッチウィキ)はヒッチハイクをする旅人のために作成されたガイドブックです。

世界中のヒッチハイカーから実体験に基づいた様々な情報が集まっています。各国でのヒッチハイクのしやすさ、おすすめのスポット、気をつけるべき事などです。ヒッチハイクを始める前に一度目を通しておくと良いでしょう。

ヒッチハイクはどこでも簡単に始められると思われがちですが、間違った場所でするとなかなか車が止まらなかったりします。実際にはより簡単にヒッチハイクが可能な適切な場所が存在するのです。その場所を簡単に見つけられるのがこのHitchwiki(ヒッチウィキ)なのです。

具体的な使い方は別記事にて作成しましたのでご覧ください。

ヒッチハイカーのバイブル”Hitchiwiki”で海外ヒッチハイクを快適に

2.Hitchiwiki(ヒッチウィキ)で見つからない場合のヒッチハイク場所探し方

ただHitchiwiki(ヒッチウィキ)ではヒッチハイク場所が見つからない場合もあります。その場合はGooglemapを利用して、ヒッチハイク場所を自分で探します。良いヒッチハイク場所にはいくつか条件があります。

1つ目のポイントは目的地方向の町はずれであること。街中でヒッチハイクをしても車は止まりません。なぜなら街中を走っている車は、街で買い物をしていたり、街に住んでいる人の確率が高く、街の外には行かないからです。住宅街が終わるあたりの町のはずれで待ちましょう。そこを越えて行く車は少なくとも次の町までは行くはずです。

2つ目のポイントはドライバーが停車しやすい場所である事です。具体的には停車するスペースがあり、信号の直後など車のスピードが遅い場所です。またガソリンスタンドや高速道路のサービスエリアであればベストです。なぜなら直接ドライバーと話して交渉できるからです。「日本から来てヒッチハイクで旅行してるんですが、よろしければ〇〇〇まで乗せて行ってもらえませんか?」と丁寧にお願いすれば人柄が伝わりドライバーも安心し、ただ道路脇で待っているよりも乗せてくれる確率は高いです。

3つ目のポイントは公共交通機関や徒歩で辿り着ける事です。せっかく良いポイントを見つけても、そこに自力で到着できなければ意味がありません。近くにバス停があるか、電車が通る駅はあるか、徒歩圏内かなどを調べる必要があります。

ラダックでヒッチハイク

3.具体的なヒッチハイク場所探し方

では具体的に私が南アフリカでケープタウンからスウェレンダムまでのヒッチハイク場所を見つけた方法を例として紹介します。

まずHitchiwikiで調べてみましたが、良い情報は見つかりませんでした。この場合は自分でヒッチハイク場所を探さなければなりません。

まずGooglemapでケープタウンからスウェレンダムまでのルートを確認します。

地図でルートを確認するとどうやら①か②の主要な道路を経由して目的地まで行く事ができそうです。ただ①の道はウースターを経由してヨハネスブルグ方面に行く人が多く、スウェレンダムに行くためにはそこで車を乗り換える事になりそうです。②を道を通る車であれば直接スウェレンダムに行くか通り過ぎる車が多そうだと判断したので、今回は②の道路でヒッチハイクします。

次に②に道路上で良いヒッチハイク場所であり、且つ公共交通機関で到着可能な場所を探します。

今回は電車の路線が②の道都沿いにあったので、その路線に沿って良さそうな場所を探しました。

路線に沿ってさがしてみると良さそうなヒッチハイク場所を見つけました。駅からも1km以内なので駅から徒歩圏内です。

 

ズームアウトした地図がこちらです。ケープタウンの郊外なのでここから遠くにドライブする人は多いでしょう。

次にGoogle street viewでどんな場所か確認しておきます。

なんと偶然にも地元の人がヒッチハイクしている姿を確認できます。地元の人がしている場所なので良いヒッチハイク場所なのでしょう。ここに決定しました。車が止まれるスペースは広くありませんが十分ありそうです。

そしてヒッチハイク場所に近い駅までの電車の時刻などを調べて、当日ヒッチハイクの場所へ向かいます。

この時に迷わないように周辺の地図をダウンロードしておきましょう。MAPSMEというオフラインマップアプリが便利です。またヒッチハイク場所から目的地までにある町の名前や位置などをチェックしておきましょう。ドライバーとコミュニケーションをとるときに役に立ちます。例えばドライバーは目的地のスウェレンダムまでは行かないけれど、手前の小さな町までは行くかもしれません。その時にその町がどこにあるかを事前に知っていれば、そのドライバーとその小さな町まで行く判断も簡単にできます。

結局ここでヒッチハイクをし、3代の車を乗り継ぎながら無事に目的地に辿り着く事ができました。

4.笑顔で車を待とう

モルドバでヒッチハイク

ヒッチハイクをする時は乗せる側の気持ちになって笑顔で待ちましょう。またあまりに汚い格好は不審人物に見えるので止めましょう。

車が止まれば軽く挨拶をして、ヒッチハイクをしていることやどこに行きたいのかを告げます。ドライバーにどこまで行くのかを尋ねるのも良いでしょう。この時にフレンドリーで危険な人物に見えないように。またドライバーが酔っ払っていたり、不審な人物であればその車には乗車せずに次の車を待ちましょう。モンゴルでヒッチハイクをしていた時ですが、酔っぱらいの運転している車が止まりました。その車には乗車せずに次に来た車でしばらく走っていると、先ほどの車が道路脇で横転していたことがありました。気をつけましょう。

止まった車が10~20kmほど離れた場所にしかいかないのならば、別の車を待つのもありです。せっかく良いヒッチハイク場所を見つけたのに、その車が行く場所に良いポイントがあるかどうかわからないからです。ただ小さな町であれば少し町の外まで歩けば、良いヒッチハイク場所は見つかりますので、その時の状況に合わせて考えましょう。

モンゴルでヒッチハイク
モンゴルでヒッチハイク中に休憩

ドライバーが乗せてくれそうならお礼を言って車に乗り込みましょう。この時にヒッチハイクがあまり知られていない国々では無料で乗せてもらえるかどうか確認したほうが良いです。例えばアフリカの国々やモンゴルでは地元の人もヒッチハイクをしており、通常お金をドライバーに支払っています。お金を支払っても良い場合でも、法外な金額を請求されないように事前に確認しておくようにしましょう。

乗車後は積極的にドライバーとコミュニケーションをとりましょう。その人がどのように暮らしているか、ドライバーの住んでいる国で旅をするのに面白い場所など色んな話が聞けて楽しいですよ。言葉が通じない国では、誰もが知っている「トヨタ」「ホンダ」「サムライ」「ニンジャ」などの話をして適当に盛り上げてました(笑)

ヒッチハイクしたトラックドライバー

 

いかがでしたでしょうか?

何となくヒッチハイクをするための方法と手順、楽しさを知っていただけたでしょうか?

少し海外でするのはハードルが高く感じるかもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください。新しい世界が広がりますよ。

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