チリ・パタゴニアで過ごしたクリスマス コジャイケ近郊でファームステイ

チリ・パタゴニアで過ごしたクリスマス コジャイケ近郊でファームステイ

La junta(ラ・フンタ)を離れ、さらにパタゴニアの南へ南へ。ボランティアとして受け入れてもらえることになっている、Coyhaique(コジャイケ)から20kmほどの距離にあるSanta Elena(サンタ・エレナ)のファームが目的地。

オーガニックファームを手伝いながら、近郊の美しい自然を訪れ、ホスト家族と一緒にクリスマスを一緒に祝うという最高の体験。パタゴニアの自然だけでなく、文化も一緒に満喫しています。

Santa Elenaファームでの暮らし

ケウラット国立公園に立ち寄り、ヒッチハイクした車の荷台から美しい風景を眺めていると、眼下に山に囲まれた盆地に広がるCoyhaique(コジャイケ)が見えてきた。ここAysen(アイセン)地方では最大の町。

ここから目的地のSanta Elenaにあるファームまでは20kmほどの距離。日も暮れてきたころに開始したヒッチハイクだが、幸運にもJorgeとMariaの親切な夫婦にピックアップしてもらえました。

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「こんな時間に誰もSanta Elenaに向かう車何てないわよ」と、何と彼らは自宅を通り過ぎて、Santa Elenaのファームまで直接連れて行ってくれました。さらにさらに後日自宅に招待してくれることに。何て優しいパタゴニアの人々。

Santa Elenaのファームで待ってくれていたのはカルメン。10月の中旬にメッセージを送って、12月7日の到着まで待ってくれていた。以前に日本人の女性をボランティアとして受け入れた経験があり、また日本人が来るという事でわざわざ待ってくれていたよう。ありがたい。

舗装されていない道をガタガタ揺られた先にあるのは、一年中雪を抱いた山が見える景色の良いファーム。9haの土地にはアルパカ、羊、山羊、鶏が飼育されています。白い顔をした子アルパカが可愛い。

野菜畑もあり、じゃがいも、ニンジン、パセリ、ホウレンソウ、レタス、ルッコラ、豆類、イチゴなどが。二棟あるグリーンハウスにもたくさんの野菜が栽培されています。しかも全て無農薬で育てられています。

野菜畑にグリーンハウスに動物たちの世話と、初夏を迎えた今カルメン一人ではやりきれない仕事がたくさん。自慢のイチゴは収穫期を迎えており、羊の毛を刈る時期でもあり大忙し。

おまけに家の増築もしており、新しいグリーンハウスや灌漑システムもセッティングしたいという仕事の山。毎日作ってくれるおいしいご飯のため!イチゴの葉を切り、新芽を摘んで、栄養をたくさん吸って大きくなったおいしいイチゴを収穫。

じゃがいもの植え付けをして、そこに鶏小屋の掃除をして集めた鶏糞を少しずつまく。そして、これでもかというぐらい雑草を抜きまくる。これまでは手作業で水やりをしていたグリーンハウス内には、少しずつ水滴が落ちるようになっている細いホースを張り巡らせて、スイッチ一つで自動で水やりができるようにしたり。

アルパカと羊の羊毛を刈る手伝いも。コジャイケで羊毛は、1Kg800ペソ(1300円)で取引されており、羊1頭からだいたい3.26Kgの羊毛を刈り取ることができるそうです。毛を刈ったとのアルパカ。驚いている顔の表情がおもしろい。

そんな仕事をしながらファームでの生活を満喫。ご近所さんから新鮮な自家製チーズをゲット。同じファームでとれる、搾りたての牛乳に砂糖を加えて4時間ぐらいくつくつ煮込み、ドゥルチェ・デ・レチェを作る。

パタゴニアで典型的なトルタ・フリタ(揚げパン)は、羊肉の油であげるのが昔ながらのやりかた。このトルタ・フリタにドゥルチェ・デ・レチェをつけて食べるのが最高。

さっきまでファームをを歩いていた羊を食べ、鶏小屋からとってきた卵でオムレツを作り、グリーンハウスからとれた新鮮な野菜たちが食卓に並ぶ。スーパーマーケットに行く必要はほとんどなく、ほぼ自給自足生活。楽しい。

仕事終わりにはファーム内の丘に登り、本を読んだりしてリラックス。カルメンはフェルトを使用して、手作りの人形や素敵な掛け軸を作ったり。

そんな生活を送りながらやってきたのがクリスマス。フェリス・ナビダッド!チリの人々にとっては家族で集まって過ごす大切な時間。コジャイケに住む、カルメンの6人もいる娘さんの内の一人の家に親戚一同集合。

初日は皆で夕食を一緒に食べる。ケーキにサラダにサーモンにワインにシャンパンにとご馳走が並びます。

食べまくった後は、ここコジャイケでは定番だそうなプレゼント交換。シークレットサンタというシステムで誰にプレゼントを贈るかは事前に分かるが、自分が受け取るプレゼントが誰からかは秘密。

購入するか手作りかという事だったので、私も手作りでマンダラと折り鶴を組み合わせて飾りを作成。

ちなみに私は水漏れしない保証付きのトレッキング用水筒を頂きました!プレゼント交換が終わった後は、夜中まで飲んで食べて大騒ぎ。

翌日はパタゴニア地方で伝統のアサド。男たちでビールやイチゴが入った赤ワインを飲みながら、羊1頭、いや2頭をゆっくりゆっくり時間をかけて調理。時折ガーリック、油、各種スパイスを調合したチミチョリソースをかけながら。

チリのクリスマスは家族で集まって、とにかく食べまくり、飲みまくりでした。どの国のクリスマスも食べて飲んで楽しむというのは変わりないようです。

ファーム周辺の美しい自然

コジャイケ周辺には美しい湖がたくさん。ファームの仕事を手伝いながら、コジャイケ周辺の美しい自然も楽しんできました。大自然の中の舗装されていな道をガタガタ揺られ辿り着ける、Paloma川の谷沿いにある湖の数々。

どの湖も釣りをする人には有名な場所だそうです。かなり辺境の地にある湖もありますが、週に数本あるバスかヒッチハイクで辿り着けます。

Lago Paloma

一番最初に訪れたのがLago Paloma。滞在先のファームからも15kmほどの距離で近かったので、徒歩とヒッチハイクで行ってきました。普通の旅行者は訪れないような場所だと思いますが、美しい風景が広がっています。

湖の先にはCerro Castillo国立公園の山々の景色が見えます。実際にここから国立公園内へと入っていくトレッキングルートも。

絶景を求めて丘の上に登ってみると緑の絨毯の先に見えるLago Palomaの姿。「あぁ~パタゴニアに来て良かったなー」と絶景を眺めながらしみじみ感じました。

Lago ElizaldeとLaguna Verde

コジャイケ市からも30kmほどしか離れていない場所にある美しい湖がLago Elizaldeです。緑いっぱいの景色と万年雪を抱いた山の景色は最高。コジャイケからも近い事もあり、のんびりしに訪れている人々の姿も見かけました。

そしてLago Elizaldeの先にあるのがLaguna Verde。こちらも絵に書いたような美しい自然風景。

Lago desierto

Laguna Verdeから谷間に入っていき、しばらく進むとRio palomaに到着します。ここから南方向へ登っていく道の先にあるのがLago Desiertoです。

Lago PalomaからLago Azulをはさんで反対側に位置することもあり、ここからもCerro Castillo国立公園の山岳風景を見渡すことができます。

道中には冷たい膝まである川を渡らないと行けないので、川越えのトレッキング経験がない方にとって、川を渡るのは少し難しいかもしれません。この川を越えていきます。

Lago Desiertoを訪れるのに注意しなければならないのが、個人の所有する土地内にある事。訪れる時はX686道上にある最後の家で許可をもらってから行きましょう。

Lago Caro

ルートX684の最終地点にあるのがLago Caroです。数軒の家しかない大自然の中の辺境の地にあります。ここまで来るとバスに乗っているのも私一人だけでした。

美しい場所でバスで辿り着けるのですが、ここからコジャイケに戻るのが難しい。同日にコジャイケに戻るバスはなく、同日に戻りたいならヒッチハイクしか方法はありません。でもこんな場所まで来る車もめったにない。

結局Rio Paloma付近まで歩いて、ようやくツアーガイドと一緒にLago Caroに釣りに来ていた人に運よく拾ってもらえました。

私はヒッチハイクとバスで何とかこれらの湖まで辿り着くことができましたが、効率よく回りたい方はコジャイケかバルマセダ空港でレンタカーを借りるのが効率的だと思います。

おわりに

チリのパタゴニアで過ごした12月とクリスマス。夏とは思えないパタゴニアの寒い夜。優しい素敵な人々に囲まれて過ごした時間。誰も英語が話せないので、スペイン語も急激に上達。これからの旅がさらにさらに楽しみに。

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