[ペルー] ワスカラン国立公園 満月の夜にキャンプ 氷河の上まで歩けるトレッキング

[ペルー] ワスカラン国立公園 満月の夜にキャンプ 氷河の上まで歩けるトレッキング

アンデス山脈の6000m級の山々がそびえ立つワスカラン国立公園。そんな大自然の麓の村「カラス(Caraz)」に1ヵ月ほど滞在していました。

そんなある日、友人と訪れたのがラグーナ・パロン(Laguna paron)とアルテソンラフ氷河(Glaciar Artesonraju)。1泊2日で絶景のラグーナを訪れ、満月の夜にキャンプをし、氷河の上を歩いてしまうという最高のトレッキング。

アンカシュ州、ワラス、ワスカラン国立公園を訪れるなら、ここは外せません。まだあまり知られていないのがもったいないので、シェアさせて頂きます。

拠点の町カラス(Caraz)からラグーナ・パロンまで

朝5:30に起きて出発だーと意気込んでいたトレッキング初日の朝。いろいろあって、起きたのは朝6:30。

前日には何も準備していなかったので、食料なども当日の朝に全て買い込まなければならない。まずは市場に行って、フルーツや木の実類、パン、アボガド、トマト、ツナ缶などを購入。

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昼食と夕食用にはタッパーを持って行って、市場内の食堂で調理済みの食べ物を詰め込んでもらう。鶏肉入りパスタや豚肉とご飯など。一つのタッパーを満タンにしてもらって、5ソル。

市場近くにあるシェアタクシー乗り場に行き、ラグーナ・パロン行きのバンを探す。ラグーナ・パロンの登山口までは、タクシーで100ソル、国立公園への入場ゲートがあるパロン村まではシェアタクシで1人8ソルとのこと。

できるだけお金を節約したいので、パロン村までシェアタクシーで行き、そこからラグーナ・パロンまではヒッチハイクすることに。

入場ゲートでチケットを販売しているおっちゃんに許可をもらい、ヒッチハイク開始。チケット売り場にしている建物の中にベッドがあったので、「おっちゃん、ここで寝泊まりしてんの?」と聞くと、

「いやいや、村にある家で寝てるよ」と。「じゃあ何でベッドあんの?」「女の子を連れ込むために決まってんだろー(笑)ラグーナ・パロンの入り口のカフェで好みの女性が働いているんだー」って。はは(笑)おもしろい冗談好きのおじさん。

そんなおじさんと話しながら待っていると、わずか10分で車が来たー!「お願いします―!どうか乗せてくださーい」と頼んで、無事にラグーナ・パロンへ。朝出発したの遅かったけれど、これ以上ないくらい順調にラグーナ・パロンまで到着。

ここからトレッキングをスタートします。

 

1日目: 絶景のラグーナ・パロン 満月の夜のキャンプ

ラグーナ・パロンから開始する1泊2日のトレッキング。ルートはこんな感じでした。1日目はラグーナ・パロンを湖岸沿いに歩き、地図上には名前もないラグーナを経由し、キャンプ地へ。

まるで誰かが絵の具で水色に塗ったような色をしたラグーナ・パロン。まずはこのラグーナの湖岸を、対岸まで2時間ほどで歩くことから、トレッキングが始まります。

泳ぎたくなるほどきれい!ここをカヤックとかで対岸までいっても、すごく楽しめそう。

対岸には大きな氷河が。ラグーナ・パロンがある現在地は標高4200m。氷河あるあそこは、5000mぐらいあるはず。

歩き始めて2時間、ラグーナ・パロンの向こう岸まで到着。んん….ここからキャンプ地まで歩く?でも、まだまだ時間があるな―。やっぱり写真の右側にある丘が気になる。あそこから、すごい絶景が見える予感。Googleマップ上では、あの丘の上にラグーンもあったなー。

そして友人と「行くぞー!」となって、道なき道をよじ登ってみた。そして、ゴツゴツした岩を登っていくと、、、

これまで歩いてきたラグーナ・パロンの美しい風景が。

そして、翌日登ることになる反対側の山の風景もばっちり見える。

そして、地図上にあった名称不明のラグーンも。ああー氷河、でっかい。

そして断崖絶壁を落ちるように流れている滝。

周囲の風景を楽しみながら、ゆっくりとラグーナに近づいていくと、、、あれ?乾燥して水がない。雨期になると、ここにも水が張ってラグーンになるのか。

乾燥したラグーナを後にして、もう少し氷河方向に歩いてみると、ありました水。きれいだ。

全くルート上ではない、登山道もない場所に登ってみたけれど、予想もしていなかった風景との出会い、これだからちょっとした冒険は楽しい。

氷河から流れ出た水が川となり、ラグーナ・パロンに注ぎ込む。

あ、向こう側の山にも滝が、そしてラグーナが。せっかくなので、写真右下に見えている、あのラグーナを経由してキャンプ地まで行こう。

ラグーナの下まで来ると、すごい迫力で、山の上から滝が流れ込んでいました。自然の力強さと美しさに圧倒されますね。

時間も15時30分。そろそろ寄り道はやめて、キャンプ地まで歩いていきます。ラグーナの左側を登り、尾根に到着。事前に滞在先の友人から教えてもらったキャンプ地へ。

尾根沿いを少し歩いて、左側の森の中に川の流れている良いキャンプ場があると教えてもらった。

「ふぅ~どこだろ?まだ着かないね~?」なんて話しながら、後ろを振り返って見ると、さっきまでいた丘とその向こうの風景が一望できた。天気は回復してきて、明日は晴れそうだ。

「んん?あそこ見て?森の中に、平らなスペースあるやん?」「ああー!あそこだー!」ついにキャンプ地発見。

午後5:00キャンプ地に到着。テントを張って、最高の景色を見ながらのんびり。

そして、夕日が山を赤く照らす。

一緒にここまで登ってきたジョン。この瞬間まで知らなかった、彼が生粋のキャンプファイヤー好きだとは。いやキャンプファイヤー狂と呼んでもいいかも。

一緒に森を歩き回って、乾燥した木を十分に集めてきたと思ったら、「まだだ。今日はでっかいキャンプファイヤーをするんだ!」と言って、もう必要以上に大量の薪が。

おかげで夜7:30から12:00まで、ずっと焚火してました(笑)

月が山の後ろから顔を出すと、周囲が急に明るくなってきた。もうライトもいらないくらい。

キャンプファイヤーに満月の月の夜。月の光に山は照らされ、星も見える。

キャンプ地での、静かな夜。
口からは白息が、でも焚火のおかげで寒くはない。

「明日、氷河の上歩くの楽しみだね?」「そうだねーでも何でこんなロマンチックな夜なのに、男2人だけなんだろうね?」「ああその事、、、もう寝よう」

2日目: 気分は冒険家 アルテソンラフ氷河を歩く

山の向こうに月が沈んで、また朝日がのぼった。

天気も良い!


トレッキング2日目、氷の大地を目指してすすむ。

しばらく登っていくと、カラス山(6020m)や、アルテンソンラフ山(6025m)のサインが。そしてそのわきには雪崩に巻き込まれて亡くなった登山家の慰霊碑が。

命の危険を冒してまで登りたくなる山って何なんだろう。何を求めてそんな山に登るのか。

振り返ると、昨日登った丘の上にあるラグーンが見える。あそこまで行ったんだなー。

ここから登山道は突然と急登に。息を切らしながらも登っていくと、

どんどん今まで見えていなかった景色が広がってきます。

そして、そして、ついに到達しました。絶景のビューポイント。

ラグーナの向こうに、
息を呑むような氷の大地。

すっごい絶景でしょ?こんなの見たことあります?もう映画とかナショナルジオグラフィックとかディスカバリーチャンネルの世界。

さらに尾根沿いに歩いて、氷河の上まで行けちゃうんです。

横目に絶景を眺めながら、氷河へと前進前進。

ついに来た!

あの植村直己さんの代名詞だった、氷河の上を歩く時に竹を水平に腰に縛り付け、クレパスに落ちないようにするテクニック。それを真似して、落ちていた木を手に持って、氷河の上へ―!

人生で初めて歩く氷河。
氷の下から、水が流れる音。
たまに聞こえてくる、バリバリと氷が崩れる音。
まるで冒険家になった気分。

ぎゃークレパスあったー!

今まで氷河を見たことはあっても、歩いたことはなかった。

しばらく氷河歩きを楽しんだ後は下山。

帰り道も親切な人々にヒッチハイクでカラスの町まで送り届けてもらいました。

氷河の上まで歩けてしまう、ラグーナ・パロン(Laguna paron)とアルテソンラフ氷河(Glaciar Artesonraju)1泊2日のトレッキング。ぜひとも訪れて見てください。

おわりに

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