ボリビア スクレ近郊のヨタラ村でオーガニックファームボランティア

ボリビア スクレ近郊のヨタラ村でオーガニックファームボランティア

数日の間滞在したトゥピサを離れ、次のボランティア先があるスクレへ。ボリビアではずっとやってきたヒッチハイクを少し休憩し、バス代を払って楽ちんな移動。足を伸ばせて眠れる、快適な夜行バスで気づいたらスクレに到着。

気持ちよく眠りすぎてスクレについても気づかずに眠り続け、運転手に起こされる始末。

スクレ到着後は、近くの小さなかわいらしい村「Yotala(ヨタラ)」に2週間ほど滞在していました。ヨタラでオーガニックファームの畑仕事を手伝いながら、出会いに恵まれ、自然に囲まれ、ゆったりと流れていった楽しい時間。

 

コロニアル建築の白い街「スクレ」

夜行バスで爆睡して寝ぼけて到着したのは、まるでスペインのアンダルシア地方のように、白い壁とオレンジ色のスペイン瓦が美しい都市「スクレ」。それもそのはず。スクレは、現在でも16世紀に建てられた建造物が多数残っていることから、街自体が世界遺産。

コロニアル様式の建物が残されている町中心部は、徒歩で気持ちよく歩けるほどの大きさ。街の景観だけを見ていれば、本当にスペインの街に迷い込んだみたいな気分。

そんな美しいスクレの街を見渡せるビューポイントがあるのが「Recolete(レコレタ)」と呼ばれる場所。アップダウンの激しいスクレの町。急登を息を切らしながらレコレタに。ここからの景色が素晴らしいので、スクレを訪れた際は是非。

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こんな素敵な場所です。広場では少年たちがサッカーをしたり、おばちゃんたちが談笑していたり。市民の憩いの場ともなっているようでした。

スクレは標高2800mに位置することもあり、ラパスに比べれば温暖な気候でした。私が訪れたのは5月末から6月上旬にかけて。季節は冬の始まりでしたが、昼間は28度ぐらいになることも。それでも夜はかなり冷え込んで5度ぐらいでだったかな。

スクレは街歩きが楽しい街。疲れたら休憩できる美しい広場がたくさんあります。スクレで有名なチョコレートを食べることのできる、おしゃれなカフェもたくさん。

スペイン語学校もたくさんあるみたいで、旅人がついつい長期滞在してしまう気持ちもわかる。

そんなスクレですが、やっぱり市場に行くとボリビア色がどっとでてきます。近郊の村で採れた野菜やフルーツやコカの葉を売る、民族衣装を着た元気なおばちゃん達。

「オラ。ホベン。チニート。 ケ・エスタス・ブスカンド?(やあ若いの。中国人の少年。何を探してるんだい?)」と、笑顔でバナナを売るおばちゃん。髪を三つ編みに縛って、帽子を頭にちょこんと乗せて、ふわっとしたスカートのボリビアスタイル。

スクレの街を歩き、スペインの小さな村迷い込んでいた心。市場に来ると、やっぱりボリビアだったんだと再認識。

 

スクレ近郊のかわいらしい小さな村「ヨタラ」で、のんびりファーム生活

スクレの事を先に紹介しましたが、実際に滞在していたのは「Yotala(ヨタラ)」という小さな村。スクレからは車で30分ほど南の位置にあります。

スクレもそれほど大きい都市ではないのですが、ヨタラはスクレを何倍も小さくしたような、のーんびりした山間部の小さな村。車通りも少なく、とっても静か。

村の中心部にある広場からはスクレ行のミニバスが頻繁に出発し、生活必需品を売るお店や、手作りパンや焼き鳥、ハンバーガー、ポップコーンを売る屋台がある程度。

でも夜になると意外と人がたくさんいる不思議。

こんな小さなヨタラ村の中でも、私が滞在していたのは、村の中心部から2kmほど徒歩で離れたファーム。ここでオーガニックファームでの仕事を手伝いながら、2週間ほど滞在していました。

スクレからヨタラに到着した当日、広場まで「Suzuki」の4輪駆動車で迎えに来てくれたのはホストのスザナさん。おしゃべり好きで、ちょっとヒッピーな、エネルギー溢れるパワフルなおばちゃん。

どんな場所にファームがあるんだろう?と車に乗っていると、川の方面に下っていき、その川を車で豪快に渡った先にスザナさんのお家が。一人だったら絶対見つけられなかった。

家のゲートをくぐると、まず目に入ってきたのがオレンジの木。そして素敵なデザインの家。ケール、ズッキーニ、レタスなどの野菜たち。オレガノ、タイム、ローレルなどのハーブ。そしてバラやカレンジュラの花。

これぐらい大きいと、とてもスザナさん一人じゃ世話をするのは難しいだろうな。コンポスト作りや、鶏の世話、水やり、種の収穫・保存、ミミズファームをこれまでの経験を活かしながら手伝っていました。

乾季で雨がほとんど降らない時期だったので、水やりは重要な仕事。早朝やった水が昼の強すぎる太陽で午後にはカラカラに乾いとるー!どんだけ水やればいいんだ!

ヨタラに在住で、週に3回ほど畑に働きに来るドン・マルティンさんとは一緒にトウモロコシを刈りまくりました。彼は仕事中、常にコカの葉っぱを口に含んで作業。私も彼に倣ってコカの葉を右の頬に含んで作業。気持ちはボリビア人。

おいしい野菜が収穫できる畑があって、おいしい卵を産んでくれる鶏がいて、こういう生活あこがれるな―。スザナさんのように各国からのボランティアを受け入れて、日本でもやってみたいなー。

メキシコ人の女の子2人と一緒にボランティアをしていたのですが、スザナさんを含めて誰も英語を話せないので、スペイン語を学ぶのにも最適な環境。しかも彼女たちはおしゃべりなので、最高の先生。

そして明るいラテンのノリ。こうやって南アメリカを北上していくにつれて、どんどんラテンの感じになってくるのか?

毎日楽しみだったのが、畑から採れる野菜で作る昼ごはん。ボリビアではご飯を炊く前に、少し茶色になるぐらいまで炒めるのが不思議だったなー。でもパラッとしたお米もおいしい。

一番のお気に入りだったのが「ソパ・デ・マニ」と呼ばれる、ピーナッツスープ。ボリビア料理の定番でこれがめちゃくちゃおいしい。市場でも食べられるので、ボリビアを訪れる際は絶対に食べてほしい一皿。

スザナさんの料理も毎日手伝いに来てくれていたロサウラさんの料理はどれもこれもおいしかった。

スザナさんの知り合いでボリビアに14年間住んでいる日本人女性サエコさんとも知り合いに。サエコさんもスザナさんと同じぐらいパワフルで元気な女性。おいしい天ぷらとお寿司を作ってくれました。久しぶりに本格的な日本料理を食べて感激。

本当に親切な方で、スクレ滞在最終日は家に遊びに行かせて頂きました。そこでまたしても、おいしいメキシコ料理をご馳走になるというホスピタリティ。激ウマのタコスにメキシコ人の女の子たちも感激。

仕事が終わった後は、映画鑑賞。スザナさんは映画が大好きで、家にはたくさんのDVDとプロジェクターが。何と日本の映画やイラン、レバノンの映画まで。

また別の日には、ボランティアを受け入れている近所の家にみんなで遊びに行ったり、こちらから彼らを誘ってキャンプファイヤーをしたり。飲みすぎて、ふらふらになりながら家まで帰ったのは良い思い出。

週に2回に休みには、よく近郊の村まで散歩していました。ヨタラ村より、さらに奥にある村々。ヨタラ村から現在は廃線になっている線路沿いを歩いていったり。峠道を越えた先にある村に遊びに行ったり。

他の旅人から、ボリビアの人は閉鎖的だよーと聞いていましたが、全然そんなことありませんでした。トウモロコシから作ったお酒「チチャ」をご馳走になったりすることも。

最終日にはスザナさんに「フラワーエッセンスセラピー」をしてもらいました。カウンセリング内容によると、「この旅は自分自身と真につながるための旅であるとの事。そしてより心の平穏を手に入れるためには、他人を批判しすぎない事、疑いすぎない事を心がけるように」との事でした。

ここで初めてこのセラピーの存在を知った。ここでは特に説明はしませんが、興味ある方はグーグルで検索してみてください。興味深いですよー!

今でも懐かしく思い出すヨタラ村での日々。またいつの日か帰りたいなー。その時は畑はどんな進化を遂げているのだろう。

こうやって色んな人との出会いに恵まれ、新たな事を学び、人間関係が広がっていく。こんな旅ができることに本当に感謝。

おわりに

ヨタラ村に滞在後は、一気にラパスまできました。ここではコリブリ・キャンピングという素晴らしい宿泊施設で、ボランティアとして働きながら1ヵ月ほど滞在していました。そのことについては、また次回。

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