[ボリビア] ラパス トレッキング 1泊2日 ピコ・アウストリア(Pico Austria 5327m)

[ボリビア] ラパス トレッキング 1泊2日 ピコ・アウストリア(Pico Austria 5327m)

ラパスは標高3600mに位置する都市。そんなラパス周辺にはトレッキングで訪れることのできる美しい場所がたくさん。日本では不可能な5000m以上の高山にも簡単にチャレンジすることもできます。

今回はその中でもラパスから50kmほどの距離にあるピコ・アウストリア(Pico Austria 5327m)に1泊2日で登ってきたので、ご紹介したいと思います。

クリスタルブルーのラグーナに氷河をたずさえた巨大な山脈。ボリビアの絶景を探す旅にいざ。

ピコ・アウストリアへのトレッキング開始地点 Tuni(トゥニ)村へ

まずはピコ・アウストリアがどこにあるのか下記の地図で確認しときましょう。ラパスからは50kmほどの距離にあります。

行きかたですが、ラパス(コパカバーナ行きのバスへ乗車)→パタマンタで下車し(8~10ボリビア―ノ)、タクシーでトゥニへ(60ボリビア―ノ)→トゥニ(トレッキング開始)→ピコ・アウストリア のような流れになります。

登山当日の朝5:30、スマートフォンに設置したアラーム音で、ベッドからもぞもぞと這い出る。久しぶりに(インドで出会ってから3年振り)の友人カップルと、今日はピコ・アウストリアへトレッキングの予定。約束の場所へ急ぐ。

約束の場所で朝6:00に待ち合わせ、ラパスの中央墓地行きのミニバスで、コパカバーナ行きのバスが集まる場所へ向かいます。ラパス中央墓地行きのミニバスを見つけるには、ミニバス正面のフロントガラスに「Cementario Central」と書いてあるのを目印に。

ちなみにここがコパカバーナ行きのバスが集まる場所。おっちゃん達が「コパカバーナー!コパカバーナ!」と叫んでいるので、すぐにわかると思います。

7:00ぐらいにはチケットを購入し、バスへ乗車。「パタマンタで下車したいんですけど?」と尋ねると、「パタマンタまでは、10ボリビア―ノ」とのこと。8ボリビア―ノまで値切ろうとすると、プンプン怒っていたので、10ボリビア―ノが正当な金額なのだと思われます。

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我々はパタマンタに行ってから、キャンプで食べる夕食などの食材を購入しようと思っていたのですが、パタマンタのお店が閉まっていて、十分な食材を買えないという事態に。よって事前にラパスで購入していくのがおススメです。

7:20分ぐらいにようやくバスが出発、、、と思ったら、エル・アルトで再び停車。乗客を探しながら走るので、進むペースは遅い。ラパスからパタマンタまでは35kmの距離ですが、1時間以上パタマンタ到着までかかります。朝早く出発してよかった。

8:30ぐらいに、パタマンタに到着。ここからヒッチハイクでトゥニ(Tuni)まで向かおうと考えていたのですが、通りすがりのタクシーが60ボリビア―ノでトゥニまで行ってくれるというので、タクシーで向かうことに。3人だったので、1人20ボリビア―ノでした。

パタマンタからトゥニまでは24kmの距離。ただ道がガタガタなので、40分ぐらいはかかります。そして、何とも順調に、自力でトレッキング開始ポイントのトゥニ村へ9:30ぐらいに到着。さすがに旅人歴4年と5年のチーム(笑)。

 

トゥニ村からピコ・アウストリアへトレッキング

さて無事にトレッキング開始ポイントのトゥニ村へ到着。上記の写真のような小さな村です。お店もありませんので、トゥニ村に到着する前に食料などは準備しておきましょう。トイレは写真の赤い屋根のエコ・ロッジで借りることができます。

村人の人口より、リャマの数のほうが多いぐらいのトゥニ村。人影は全く見当たりません(笑)この時間は、みなさんリャマの放牧に出かけているようです。

幸運にもエコ・ロッジの目の前で、キャンプファイヤーに仕えそうな薪を発見。本当は道中で見つけていくつもりでしたが、ここはアルティプラーノの呼ばれる4000m近くの高原地帯。周りを見渡すと、木なんかどこにも生えていないぞ。

よって持てるだけ薪をバックパックに括り付けて出発。結果的にこれが大正解。ルート上にはキャンプファイヤーに使えそうな薪なんて、どこにも落ちていませんでした。

トゥニ村からのトレッキングルートはこちら。

トゥニ村からゆっくりと坂を登っていくと、すぐに美しいラグーナが姿を現します。

そして至る所にはリャマの姿が。

こんな風景の中を歩いていきます。

今日の目的地のラグーナ・チャルコタ(Laguna Chiar Khota)までは、トゥニから8kmほどのなだらかな登り。歩き進むにつれて、どんどんと目の前の雪山の姿が大きくなってきます。

素晴らしく乾燥した壮大な風景に、映えるラグーナの青。

下記の写真の正面に見える、一番高い山がコンドリリ山。個人的にこのコンドリリ山の姿がカッコいいなーと。またチャンスがあれば登ってみたい。

ちなみにピコ・アウストリアは写真の左の方に見えている山です。

トレッキングを開始して、2時間半か3時間ほどで今日の目的地「ラグーナ・チャルコタ」に到着。あまりにも美しい風景に思わずため息が。

そして今日のキャンプ地はこの湖の畔。早速テントを張って、昼食。友人カップルが親切にも焼き飯を作ってきてくれていたー!ありがとうー!

誰にも尋ねず、勝手に湖の畔にテントを張りましたが、何も言われなかったので、おそらく無料なのだと思われます。目の前にラグーナと、5000m級の雪山がそそり立つ風景は圧巻。ちなみにこのラグーナ・チャルコタの標高は4600mです。

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ラグーナに到着して、昼ご飯を食べ終わったのが13:30頃。予想以上に早くしたこともあり、「どうしようかー?このままゆっくりして、明日の朝ピコ・アウストリアに登頂するのもいいけど、今日登ってしまって今夜からゆっくりするだけっていうのもいいね。」

相談した結果、時間もあるので今日中に登ってしまうことに。通りすがったガイドの人によると往復4時間で行けるそう。距離にして3kmですが、700mを一気に登ります。

急な登り道、標高も高いこともあり、のんびりとしたペースでしか歩けません。ただ、ルート自体ははっきりとしていて、迷うことはないでしょう。

標高を上げていくにつれて、これまで見えていなかった景色が広がってきます。

息をきらしながらも、ようやく頂上へ。絶景のパノラマ風景。

氷河に、凍ったラグーナ。

頂上からは、南米で一番大きい湖、チチカカ湖までも見渡せます。

頂上で、一緒に登った友人と記念撮影。

頂上に着いたのは16:30ぐらいだったかな。しばらく景色を楽しんで下山開始。帰り道はずっと下りなので楽ちん。

1時間ぐらいでキャンプに到着。この時期(冬季)は日も短く、6時ぐらいには暗くなり始めます。

下って暗くなる前にキャンプファイヤー、そして調理開始。たまたま見つけた薪があってよかった。

夕食は何食べたっけ?お昼の残りのチャーハンに、野菜とツナ缶とトマトソースを煮込んで食べたような記憶が。そしてポップコーンを作って食べたのは、はっきり覚えている。

そして極寒の夜もよく覚えている。冬のボリビア、標高4600mの夜。もうそれぞれ夜の19:30にはテントに入って、寝袋にこもっていました。使っていた寝袋は3シーズン用なので、寒くてよく寝られなかったな―。こういう時は寝袋を2つ重ねるのが正解。

寒くて何度も起きた夜。でも満月の月の光に照らされた山の姿は美しかったー。

2日目: ラグーナ・チャルコタから氷河に触れることができる場所へ

翌日寒さでよく眠れなかったけれど、太陽の光と共に目を覚ます。目の前には朝のやさしい光に照らされたラグーンと神々しい山。不思議な緑のラインがラグーナに浮かび上がっている。

朝食を食べて、ゆっくりして帰ることも考えたけれど、「ここまで来たからにはもう少し周りを歩きたいねー」という事で、登山ルートをチェックしていると、氷河まで登山ルートがあるのを発見。

キャンプ地のラグーナ・チャルコタから3kmほど200mほどの登りで、それほど体力的にもきつくなさそうなので行ってみることに。

早速ラグーナ沿いに歩き始めます。

しばらく歩いていると家が、誰か住んでいるのか?それとも家畜の放牧用に建設されたのか?

道中にはビスカチャと呼ばれる、小さいウサギのような動物がたっくさん。ひなたぼっこをしていたり、駆け回っていたり。

さらに歩いていくと別のラグーナが。一部凍っています。

歩いてきた道を振り返ってみると、氷河から流れ出た水が川となりラグーナ・チャルコタに注ぎ込まれています。

そして我々のテントも小さく見える。川はところどころ凍っています。寒いわけだ。

そして氷河へ。

これ雪に見えますが、実際は氷河です。氷河の上に雪がかぶさっているのです。触ってみると表面はガッチガチに凍ています。下部にできた空洞からは、氷河が溶けだしてきた水が流れ出てきています。

インドのラダックでもそうだったけれど、ここでも氷河が溶けだし、川となり、湖となり人々の生活を支えているんだ。

氷河を堪能した後は、キャンプ地まで戻って、テントを片付けて帰り支度。

来た道を戻ります。絶景を名残惜しみながら。

トゥニ村まで到着しましたが、ここからはタクシーもなく、ヒッチハイクでパタマンタまで戻るしかありません。もし車が通らなければ、ここでもう一泊することに。昨日の夜の極寒を考えると、それだけは避けたい。

1時間ほど待っていると願いが通じたのか一台の車が止まってくれました。車の後ろの荷台に3人で乗せてもらい、パタマンタまで。

パタマンタからはラパスまでミニバスに乗り込み、無事にラパスまで戻りました。久しぶりに出会った旅仲間との最高の思い出。次は日本で会いましょー。

おわりに

ボリビア、ラパスから行ける1泊2日のトレッキング「ピコ・アウストリア」いかがでしたでしょうか?今回は個人で行きましたが、旅行会社が主催するツアーに参加していくのが一般的です。ただ我々のように個人でも行くことができるので、そんな方々の参考になれば幸いです。

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