[アルバニア] 穴場中の穴場 アドリア海沿いの絶景の村ヴノ

[アルバニア] 穴場中の穴場 アドリア海沿いの絶景の村ヴノ

アルバニアは小さい国だけれど、山岳地帯もあれば美しいビーチもある。アドリア海と聞けば、誰でもワクワクしますよね?アドリア海といえばイタリアやクロアチアのイメージだけれど、アルバニアだってアドリア海に面している国。

世界遺産の街ジロカストラに滞在した後は、憧れのアドリア海へ。

ジロカストラからアドリアの海へヒッチハイク

ジロカストラでユネスコ世界遺産の街を楽しんだ後は、一気にアドリア海方面へ。何かアドリア海って聞くと優雅な感じがしますよね。でもヒッチハイクという全然優雅ではない方法で向かう。

何というラッキーな事か。ヒッチハイクでは、サランダというアルバニアのリゾート地に仕事で行く方に拾ってもらった。

さらに彼の宿泊するホテルの空き部屋に泊めてもらえることに。アルバニア人、何て親切な人々なんだろう。まさか前回のように「一緒のベッドで寝ないか?」なんてことはないだろうな。ありませんでした。

偶然に辿り着く アドリア海の景色が最高の美しい村「ヴノ」

サランダを離れて、海沿いにアルバニア海岸を南から北へ。

海と山の風景が両方楽しめるドライブコース。まさに絶景の連続。あまりこのルートを訪れる旅人はいないと思うけれど、かなりおススメです。

本当は一日で一気に通り抜けてしまうつもりだったけれど、あまりにも美しい景色と村々に緊急ストップ。

中でも雰囲気が気に入ったヴノ(Vuno)という村でストップ。ここに滞在する。自由なヒッチハイクの旅。

早速村を歩き回ってみる。山と海の間の斜面にあるヴノ村。家の壁が石でできた伝統的な家屋も多く残る。

通りが石畳になっている道もあり、何だか中世の村に迷い込んだかのよう。

この石畳の坂道をどんどんと登っていく。

村は急斜面にへばりつくようにあるので、坂道を登っていくとどんどんと景色が良くなってくる。

美しい緑の向こうには、アドリア海がみえる。

そんなのどかで美しい風景を腰を下ろして眺めていると、どこからか「メェ~メェ~」という鳴き声。

どんどんと近づいてくる。

「メェ~メェ~メェ~」山羊の数はどんどん増えて100匹以上はいるだろう。完全に取り囲まれた。

そしてそんな山羊たちをたばねる陽気なオーナー。言葉は通じないけれどすぐに仲良くなった。

「こんな場所で何をしているんだ?今日はどこに滞在するんだ?」と聞かれ、今日はどこに泊まろう?そういえば村中を歩き回ったけれど、宿らしい場所なんてなかったな。

まあ適当な場所でテント泊かな思っていると、親切な山羊のおじさんが「泊まるところがないなら、俺の家に来い」と親切にも招待してくれた。ありがたい。

こんな出会いがあるから旅がやめられない。

この村の人々は本当に親切で、翌日は村の教会の中で宿泊させて頂いた。村唯一の食堂のオーナーが、村唯一の教会の鍵を管理していて、「泊まる場所がないなら」とわざわざ教会を私のために開けてくれた。

本当にありがたい。朝・昼・晩と毎日この食堂に通って、美味しいアルバニア料理をご馳走になりました。

さて宿もないような、観光客ゼロのヴノ村ですが、ここから最高に美しいビーチ「Gjipe Beach」まで歩いてトレッキングすることができます。

このトレッキングが景色も良くて最高でした。ルートはこちら。

ヴノ村から海辺に向かって歩いていきます。天気に恵まれてよかった。

このような美しい山の風景の中を歩いていきます。道はなだらか。

しばらく歩くと青々とした海が。

遠くには砂浜が見えます。リゾートホテルでもあるのだろうか。

丘の上から見渡す海岸線。こんな場所がアルバニアにあるなんて、まったく想像していなかった。

そして想像もしていなかった景色の中を歩いていると、想像もしていなかった物体を発見。

「ナニコレ?」

中に入れるようになっているみたい。

これはトーチカ(バンカー)と呼ばれる小さな要塞で、銃眼となる開口部が設けられている。

国民皆兵政策をはじめ、国内の武装体制を強めるためアルバニア中に大量のトーチカが建設されたそう。さらに1970年代には、核戦争を想定して、ティラナ東方の山腹に部屋106室、広さ2,685平方メートルの大型核シェルターが建設されたのだとか。

このトーチカ、榴弾砲の直撃にも耐えうる壁を持っているので排除が困難を極め、大金が必要なんだとか。そのため今でもアルバニア中に放置されている。

このトーチカ内部の捜索を終え歩いていると、ついにお目当てのビーチが見えてきた。わぉ、まるでシークレットビーチだ。

ビーチに近づいていくと、シークレットビーチで誰もいないのだろうと思っていたビーチには人影が。

さらにキャンプサイトのような施設もあった。夏にはたくさんの人で賑わうのかもしれない。

それでも、こんなに美しいビーチだというのに人はほとんどいない。裸になって泳いでも文句言う人もいない。

まるで自分だけのビーチのように走り回ったり、泳いだり、うとうと眠ったり。午後遅くまでのんびり。

帰りは別ルートでヴノ村まで帰る。

丘の上から眺めた息を呑むような海岸線。名残惜しい景色。

ヴノ村の近くにはヒマラ(Himara)という街があり、そこには5世紀に建設されヒマラ城跡があります。

そこからの景色も絶景なので、お見逃しのないように。

おそらく普通の旅行では訪れることが難しい地域かもしれませんが、こういった穴場でこそ本当のアルバニア人の優しさやホスピタリティを知ることができます。

だまされたと思って、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

おわりに

[アルバニア] 「千の窓を持つ町?」アルバニア屈指の観光地べラトへ

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